経営が悪化している中堅航空会社スターフライヤー(北九州市)は2日、同市内で臨時株主総会を開き、最大で約110億円の資本増強策を賛成多数で可決した。コロナの影響で利用客が低迷しており、増資で財務基盤を強化する。

 同社は議決権のない優先株を新たに発行。投資ファンドのアドバンテッジパートナーズ(東京)の関連会社が新株予約権も含めて計85億円を出資する。筆頭株主のANAホールディングスが15億円分、北九州市に本社を置くTOTOや安川電機などの地元企業12社が計10億円分を引き受ける。

 調達した資金は、航空機を減らすなどのコスト削減策、借入金の返済に使用する。