トヨタ自動車の豊田章男社長は5日、福島県浪江町にある世界最大規模の水素製造拠点「福島水素エネルギー研究フィールド」を視察した。豊田氏は「水素の『使い手』として、どう運び、どう使うかの実証に参加させていただきたい」と述べ、同県内での実証事業を視野に、県や町と協力していく意欲を示した。

 菅政権が温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を2050年までに実現する目標を掲げたことで、水素は利用拡大の機運が高まっている。豊田氏は「50年までの道のりとして、トライアル(試み)が必要だ」と指摘した。