作家、司馬遼太郎さんの命日の12日、大阪府東大阪市の司馬遼太郎記念館で講演イベントがあり、司馬さんの義弟の上村洋行館長(76)が「変革の時代に対応するため、しっかりした自己形成が必要だ」と語り掛けた。司馬さんが生前好んだことや著作名にちなみ、この日は「菜の花忌」と名付けられており、記念館や周辺に約1700個のプランターが並んだ。

 没後24年の今年は「燃えよ剣」や「峠」が相次いで映画化される予定で、司馬作品はなお広い世代に支持されている。上村館長は「どの世代にとっても新しい発見があるが、特に若い方に読んでほしい」と語る。