沖縄県は24日、火災で焼失した首里城(那覇市)の復興に関する有識者懇談会の会合を市内で開き、基本方針の骨子案を取りまとめた。玉城デニー知事は正殿の早期復元に取り組む考えを示しており、骨子案に基づいて基本方針を近く発表する。2020年度に復興基本計画を策定する。

 骨子案は9項目あり、正殿の早期復元と過程の公開、文化財などの保全や復元、収集、伝統技術の活用と継承などを盛り込んだ。懇談会の下地芳郎会長は、会合後の記者会見で「首里城の復興で、琉球の文化をどう発展させていくか。首里城の魅力を発信し続けることが、関心を維持するために大切だ」と述べた。