【ベルリン共同】ドイツ政府は29日、新型コロナウイルスの流行により公演が中止され、資金難に苦しむ交響楽団など国内のプロの楽団を対象に540万ユーロ(約6億2千万円)の支援金を用意したと発表した。ドイツはクラシック音楽の本場だが、各地の文化施設が3月に閉鎖され、公演中止が続く。政府当局者は音楽の伝統を守りたいとの考えを示した。

 各楽団への支援額は最高20万ユーロ。楽団は予算の7割以上を入場料など自前の収入で賄っているといい、政府の文化行政を統括するグリュッタース氏は「ドイツの音楽の多様性を守ってきた彼らを支えたい」と語った。