将棋の第78期名人戦7番勝負の第6局は14、15の両日、大阪市の関西将棋会館で指され、挑戦者で先手の渡辺明二冠(36)が99手で豊島将之名人(30)を破り、対戦成績4勝2敗で初の名人位を獲得した。これで棋王、王将と合わせ三冠に復帰した。

 渡辺新名人は7月16日、藤井聡太棋聖(18)に敗れて一時は二冠に後退したものの、すぐにタイトルを取り返した。歴史のある名人戦には、今回が初挑戦だった。

 渡辺新名人は「まだぴんとこないところはある。6月からタイトル戦が続いて、日程的にきつい部分があった。休んで次に備えたい」と話した。

 豊島前名人は、竜王の一冠となった。