東日本大震災から10年を前に、河北新報社(仙台)の震災直後の紙面や、復興に向けた取り組みを紹介した企画展が5日、東京都千代田区の「丸ビル」で開かれた。会場で同社の一力雅彦社長が「大きな節目を迎えるが10年では区切れないこともある。改めて被災地に思いをはせてほしい」とあいさつした。

 「激しい揺れ 白昼襲う」「福島第1 建屋爆発」などの見出しが躍る号外や、日々拡大する被害を記した紙面を展示。2020年度に東北地方の中学生が記者になって被災地の過去と今を学んでまとめた特別紙面も紹介した。

 都内の女性会社員は「全ては元通りにならない被害を改めて感じた」と話した。