織田信長が築いた愛知県小牧市の小牧山城(国指定史跡)で、丸い「玉石」を敷き詰めた遺構が出土した。同市教育委員会が6日までに発表した。枯山水のような庭園と推測され、市教委は「庭を設ける信長の城造りの源流」としている。

 城郭庭園は、信長が小牧山城から移った岐阜城(岐阜市)に造ったのが最古とされており、定説を覆す可能性がある。

 市教委によると、遺構は小牧山の山頂東側で発見。直径5〜15cmの玉石が幅2〜3m、長さ約9.2mにわたって敷き詰められていた。

 滋賀県立大の中井均教授(日本城郭史)は「城郭という軍事空間に相反するわびの空間を作り出している」と指摘する。