新型コロナウイルス感染拡大による入国制限などの影響で、就農を予定していた中国人技能実習生が来日できない状況が相次ぎ、キャベツやホウレンソウなど全国有数の野菜産地である北関東の農家からは「死活問題」と不安の声が上がっている。

 群馬県沼田市利根町でホウレンソウやトマトなどを栽培する井上嘉輝さん(49)の農園には、4月に3人の中国人技能実習生が来る予定だった。

 キャベツ出荷量全国1位を誇るなど、野菜生産の盛んな群馬県の地元JAによると、県内の農協で3月の受け入れが見通せなくなったのは173人と特に多い。