北海道標茶町の西別川上流で、シロザケ稚魚の放流が行われている。11日に放たれたのは体長5センチほどに育った約350万匹。水草が茂る流れの中をうろこを輝かせながら元気よく泳ぎ、大海原を目指した。

 北海道区水産研究所虹別さけます事業所(同町)が個体数の維持のため、3月下旬〜5月下旬に約2500万匹を放流。早ければ5日で約80キロ先の根室海峡へ下る。

 海で成長し3〜5年後、産卵のために西別川に戻るのは全体の0.1%程度だという。佐田巌事業所長は「できるだけ多く、元気な姿で戻ってきてほしい」と語った。