巨大な「空飛ぶウミガメ」が再び泳ぐ日を心待ちにしている。全日空が昨年、成田―米ホノルル便に投入した総2階建ての超大型機エアバスA380が、新型コロナウイルス感染拡大に伴い4カ月以上運航できなくなっている。業績への打撃にとどまらず、機体整備やパイロットの技量維持に影響。海外旅行に行けなくてもハワイ気分を味わってもらおうと、22日には遊覧飛行に登場する。

 520人乗りの機体は、成田空港で翼を休めている。機体にはウミガメの親子。ハワイではウミガメは神聖な存在とされ、現地語で「ホヌ」の呼び名がある。全日空はA380の愛称をフライング・ホヌに決めた。