中学生時代に望まぬ性別の制服着用に悩んだ経験を持つ東京都江戸川区の若者が14日、斉藤猛区長らと面談し、33ある全区立中で性別に関係なく制服を選べるよう求め、全国各地から集めた約1万人分の署名を提出した。「かつての自分のように制服で傷つく子を増やしたくない」との訴えを受け、斉藤区長は制服選択制を検討する考えを示した。

 面談したのは女性として生まれ、男性を自認するトランスジェンダーの高校3年くろまるさん(17)=活動名。スカートをはいて登校していた中学時代を振り返り「いつも自分の心を押し殺していた。大人になる前に死のうと思っていた」と涙ながらに語った。