全国一の柿生産量を誇る和歌山県が育成した柿の新品種「紀州てまり」が初めて収穫期を迎え23日、同県橋本市のJA紀北かわかみの選果場で初出荷された。実は重さ約400グラムと大玉で、赤みを帯びた外観が美しく、県は新たな高級ブランドに育つよう期待している。

 同県果樹試験場かき・もも研究所が「早秋」と「太秋」の二つの品種を交配し、3年前に誕生した。わせの甘柿で渋抜きが不要。多汁で食感も良い。

 この日、コンテナケース16箱に入った「紀州てまり」計約200キロが選果場に入荷。機械で大きさや外観、糖度を測定後、箱詰めされ東京の百貨店に向け出荷された。