ハンセン病を題材に差別の撲滅を訴え、沖縄の小中高生ら約40人が演じる啓発劇「光りの扉を開けて」が11日、鹿児島県肝付町のホールで上演された。同県鹿屋市の国立療養所「星塚敬愛園」の入所者や町民ら約400人が集まり、少年少女の熱演に喝采を送った。

 劇は那覇市のNPO法人「HIV人権ネットワーク沖縄」が主宰。エイズウイルス(HIV)に感染し、周囲の偏見におびえる女子高校生が、過酷な境遇を生き抜くハンセン病元患者と交流し、希望を見いだす内容。元患者の話は実体験に基づき、家族に及んだ差別被害も盛り込んだ。