兵庫県洲本市(淡路島)で2015年3月、男女5人をサバイバルナイフで刺殺したとして、殺人と銃刀法違反の罪に問われた平野達彦被告(45)の弁護人が、一審裁判員裁判の死刑を破棄して無期懲役とした大阪高裁判決を不服として、上告期限の10日に最高裁に上告していたことが12日、分かった。

 検察側は「適法な上告理由を見いだせなかった」として上告を断念していた。刑事訴訟法は、被告側だけが上告した場合、高裁判決より重い刑を言い渡すことができないと定めており、死刑判決となる可能性はない。