大阪府警富田林署で2018年、接見室のアクリル板を壊して逃走した後、中四国で盗みを繰り返したなどとして、加重逃走や窃盗などの罪に問われた無職樋田淳也被告(32)の初公判が13日、大阪地裁堺支部(安永武央裁判長)で開かれた。樋田被告は「逃走したことは認めるが、アクリル板を壊したのは私ではない」と加重逃走罪の成立を争う姿勢を示した。

 弁護側は「板を壊したのは第三者だ」とし、逃走罪にとどまると主張。加重逃走罪は、逮捕、勾留されている容疑者らが、拘束のための器具や施設を損壊し逃げた場合に成立し、構成要件を満たさないとしている。