12歳の養女への暴行と強制わいせつの罪に問われた30代男性被告の福岡地裁での公判で、被告が自宅に設置したカメラで養女を監視し、しつけと称して暴行を繰り返していたことが判明した。地裁は24日、「家庭内という逃げ場のない環境での常習的犯行で悪質だ」として懲役3年、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役3年6月)の判決を言い渡した。

 判決で川口洋平裁判官は「女児の苦痛は甚大で、犯行に弁解の余地はない」と判断。その上で妻が被告の監督を申し出たことや、被告が性犯罪者対象の専門的処遇を受ける意思を示したことを踏まえ「今回に限り社会内での更生に委ねる余地がある」と述べた。