東京都葛飾区の交番で男性相談員(61)が切り付けられた事件で、殺人未遂などの容疑で現行犯逮捕された自称葛飾区在住の無職の男(57)が、包丁を手に交番へ入り、いきなり襲いかかっていたことが30日、警視庁亀有署への取材で分かった。

 相談員と面識はなく、身柄確保時には「催眠術にかけられている」などと話していた。署は刑事責任能力の有無を調べている。

 署によると、防犯カメラに男が包丁を持って交番へ入る様子が写っていた。奇声を上げ、1人で勤務していた相談員ともみ合い、背中と尻を切り付けたという。

 相談員は重傷。元警察官で、けがを負いながらも逃走する男を追い掛けた。