昨年10月の台風19号による千曲川の堤防決壊で浸水被害を受けた長野市穂保にある同市の長沼支所が11日、隣接する駐車場に建てられたプレハブの仮設庁舎で業務を再開した。

 決壊現場の近くにある平屋の庁舎には大量の水が流れ込み、高さは天井まで達した。パソコンやコピー機などの機材は水に漬かり、長沼支所はこれまで業務を休止していた。

 再開前に支所内部を見学した長野市の加藤久雄市長は「明るく住民のよりどころになる。ここから再出発で大きな一歩だ」と報道陣に語った。

 被害を受けた庁舎の清掃は終わったが、市は、元の建物を復旧して使うのか、建て替えが必要なのかを検討している。