参院選広島選挙区を巡る買収事件で、前法相の衆院議員河井克行容疑者(57)が昨年7月4日の公示日の当日、元地方議員に現金を提供していたことが27日、分かった。元議員は同6月にも、参院議員案里容疑者(46)への協力を依頼され、現金を受け取ったと説明。ある県議は同時期、案里議員のポスターなどと一緒に、現金が入った可能性のある封筒を渡されそうになったと証言した。

 克行前法相は案里議員とともに容疑を否認。東京地検特捜部は買収の意図があったとみて調べる。

 元議員によると、昨年7月4日に福山市内のホテルのトイレで、克行前法相からスーツのポケットに封筒を押し込められた。