政府の南極地域観測統合推進本部は29日、第62次観測隊員18人と、新型コロナウイルス感染症対応の基本方針を決めた。今秋出発する隊員を当初予定の半分程度に減らす。隊員や物資を運ぶ観測船「しらせ」は例年寄港するオーストラリアを経由せず、南極の昭和基地に直行して、活動も縮小する。感染症拡大の状況を見て、11月に実施計画を最終決定。状況が改善した場合、隊員や活動を増やすオプションも準備する。

 隊員は当初80人を予定していたが、43人に減らす。乗船前に2週間の検疫期間を設け、感染が分かった場合に備え、交代要員も置く。