神奈川県のJR線の10駅で、電車の運行時間内にもかかわらず、多機能トイレの使用を制限していることが3日、分かった。いずれも駅員が出入り口を施錠していた。東京五輪・パラリンピックを来年に控え、バリアフリー化は急務となっているが、JR東日本横浜支社は防犯上の理由などを強調。専門家は「公共交通機関なのに、使用できないのはおかしい」と批判する。

 使用が制限されているのは根岸線で1駅、相模線で3駅、南武線で3駅、横須賀線で2駅、横浜線で1駅。それぞれ始発から午前6時半ごろまでや、午後9時や午後11時以降に使えない。支社によると、10駅とも駅員が不在の時間帯がある。