停滞した梅雨前線の影響で8日も各地で大雨となり、総務省消防庁によると午後2時現在、6県の87万6千人に避難指示が出た。気象庁は岐阜、長野両県に出した大雨の特別警報を警報に切り替え、引き続き土砂災害や浸水、川の増水・氾濫に警戒を呼び掛けた。九州では警察や消防などが不明者の捜索を進めた。

 気象庁によると、降水域は太平洋に移ったが、前線は10日ごろにかけて本州付近に停滞の見込み。これまでの雨で地盤が緩み、上流域の雨で下流の水位が上がるため、少しの雨が新たな災害につながる恐れがある。

 九州は死者57人、心肺停止が5人のほか、行方不明者が少なくとも13人に上った。