米軍海兵隊の報告書が海兵隊岩国基地(山口県)について、米本土と比べ「困難な飛行環境」にあるにもかかわらず、成績が平均以下の新人操縦士が不釣り合いに多く配属されていると指摘していることが10日、分かった。報告書は2018年に高知県沖で、岩国所属の戦闘機が空中給油機と接触し墜落した事故について再検証した。所属部隊は沖縄県沖でも重大な事故を起こしている。未熟な操縦士が集められ、事故を誘発している実態を浮き彫りにした。

 高知沖で墜落したFA18戦闘攻撃機の操縦士は17年に訓練を終えた新人だった。報告書は配属の偏りを「意図的ではない」とし、原因には触れていない。