新型コロナウイルスの感染拡大により経営が悪化している東京女子医大(東京)が、今夏の賞与について本給の1カ月分支払うことを決定、教職員に通知したことが3日、関係者への取材で分かった。大学は当初不支給としていたが、労働組合などの強い反発を受け、支給する方針に転換していた。

 大学が7月31日付で教職員向けに通知した文書によると、同月29日の理事会で賞与水準は本給の0.9カ月分と決定したが、職員の心労や負荷への慰労を込め、0.1カ月分上乗せしたという。

 労組は「労組の運動と教職員の声が一つになってつくり出した前進面だ」と評価した。