太平洋戦争で大きな犠牲を強いられ、補償を求めて活動を続ける空襲被害者らの4団体が12日、東京・永田町で共同記者会見を開いた。「当事者は激減し時間がないが、政府や国会の対応は鈍く、焦燥感を募らせている」として、早期に臨時国会を開き、立法で解決するよう訴えた。

 「全国空襲被害者連絡協議会」と「民間戦争被害の補償を実現する沖縄県民の会」は空襲や沖縄戦などで障害を負った民間人に50万円を支給する救済法の成立を求めている。鹿児島空襲で左脚の膝から下を失った安野輝子さん(81)=堺市=はビデオ会議システムを通じ「命がある間に謝罪と補償をしてください」と呼び掛けた。