実在しない国際電話番号から国内携帯電話への着信が、今月に入り急増したことが29日分かった。通話に中国語が使われ、在日中国人を狙った「振り込め詐欺」とみられるが、日本人への着信も多い。秋田市では40代女性が「武漢に大量のマスクを送っただろう。犯罪だ」などと脅され、計411万円を振り込んだ被害も出ており、専門家は不審な電話に応対しないよう呼び掛けている。

 迷惑電話番号の提供を受けて対策を取る「トビラシステムズ」によると、8月ごろから存在しない国番号「+83」や「+422」から始まる不審な番号からの着信が確認されるようになり、9月には5千回以上来た日もあった。