大相撲の中村親方(38)=元関脇嘉風=が、出身地の大分県佐伯市でPR活動で渓流下りをして重傷を負い、引退を余儀なくされたとして、市などに計約4億8千万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が27日、東京地裁で開かれ、市側は争う姿勢を示した。

 佐伯市などによると、中村親方は現役だった昨年6月、相撲部屋の合宿中、乗り物を使わずに渓流下りをするイベントで右膝に重傷を負った。右足首に装具を着けなければ歩行が難しい状態になり、同9月の秋場所限りで引退した。

 市側は取材に「PRのため合宿を誘致したが、渓流下りはプライベートであり、けがの賠償責任はない」としている。