安倍晋三前首相の後援会が「桜を見る会」前日に主催した夕食会が初めて開催された2013年に、安倍氏側が政治資金収支報告書への夕食会費用の記載について総務省に問い合わせていたことが27日、関係者への取材で分かった。同省は政治団体に支出があれば記載が必要と回答。安倍氏側は昨年までの5年間に900万円以上を補填したとみられるが、この間の記載はなく、東京地検特捜部は違法性を認識していたとみて調べている。

 関係者によると、夕食会は13〜19年に東京都内の二つのホテルで開かれ、1人5千円の会費制。支払総額との差額分は安倍氏側が穴埋めしたとされる。