愛知県の名古屋港で9月、強毒を持つ南米原産のヒアリが1700匹以上見つかった。巣の中で女王アリが多数確認されたのは東京に次いで国内2例目。女王アリが生息域を広めると国内に定着する事態になりかねず、環境省や県は冬を前に周辺の調査に全力を挙げている。

 愛知県でヒアリが発見されたのは飛島村の飛島ふ頭。管理組合の定期調査で約300匹が歩道の割れ目から出入りしているのを9月12日に確認。周辺を調べたところ、同23日までに女王アリ数十匹を含む約1400匹と、卵やさなぎ、巣1カ所が見つかった。

 ヒアリは2017年に国内で初確認。これまでに16都道府県で見つかっている。