安倍前首相側が「桜を見る会」前日に主催した夕食会の費用補填問題で、東京地検特捜部が、政治資金規正法違反(不記載)の罪で安倍氏の公設第1秘書を略式起訴する方向で検討していることが4日、関係者への取材で分かった。近く安倍氏本人から事情を聴くとみられ、安倍氏も同日、記者団に「誠意を持って対応する」と応じる姿勢を示した。

 公設第1秘書は夕食会を主催した「安倍晋三後援会」の代表を務め、特捜部の任意聴取に政治資金収支報告書への不記載を認めている。特捜部は、不記載額が計4千万円規模に上るとして、立件すべきだと判断。過去の同種事案も考慮して罰金刑を求めるとみられる。