痴漢事件で無罪判決を受けた愛知県内の男性とその弁護士が、任意の取り調べで弁護士の同席を求めたため報復として逮捕されたとして、国に慰謝料など計400万円を求めた訴訟の判決で、名古屋地裁(唐木浩之裁判長)は28日、請求を棄却した。

 訴状によると、男性は2016年3月、電車内で痴漢をしたとして県迷惑行為防止条例違反容疑で現行犯逮捕された。いったん釈放された後、県警と名古屋地検の取り調べの際に弁護士の立ち会いを求めたが拒否され、取り調べは行われなかった。