巨大なウサギ観音像が立ち、多数のウサギが飼われ「ウサギ寺」とも言われる新潟県佐渡市の長谷寺が、飼育状態が過密で不衛生だと問題視され、佐渡保健所から複数回の改善指導を受けていたことが2日分かった。最多時には約140匹がいたといい、大量繁殖で十分に飼育できない「多頭飼育崩壊」に陥ったとみられる。

 富田宝元住職は取材に「飼い方がおかしかった」と認め、去勢手術などで飼育数を減らすとした。

 長谷寺は807年の開基とされる。住職によると、境内には国登録有形文化財が15棟あるが檀家は40軒ほど。修理費の確保が困難だったため、約15年前から除草のためウサギを飼い始めた。