財務省は5日、偽ブランド品など知的財産権を侵害する物品の輸入を全国の税関で差し止めた件数が、2020年は前年比26.6%増の3万305件だったと発表した。調査を始めた1987年以降で3番目の高水準。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けてインターネット通販を利用した不正輸入や、人気アニメ「鬼滅の刃」のDVD、キャラクター商品の差し止めが急増した。

 品目別では、財布やハンドバッグなどのバッグ類が9931件で全体の29.2%を占め、衣類が27.0%、時計類が11.9%で続いた。東京オリンピック・パラリンピックの商標権を侵害するレプリカメダルなども目立った。