立憲民主党など全野党が29日、2020年度補正予算案の衆院採決で異例の賛成に回った。新型コロナウイルスの感染拡大により「世界恐慌や第2次大戦に匹敵する経済ダメージを受ける」(立民の安住淳国対委員長)との危機感から、内容や規模に不満は残るものの、早急な予算執行に協力すべきだと判断した。

 予算案が衆院本会議で全会一致により可決されたのは、西日本豪雨など相次いだ災害の復旧費を盛り込んだ18年度第1次補正予算案以来。

 安住氏は会派の代議士会で「大変多くの問題があるが、感染症対策や1人一律10万円給付をはじめとした支援は、時間を置かず対応した方がいい」と述べた。