自民党の今井絵理子参院議員は30日の本会議で、手話を交えて質問した。原稿を読み上げた10分弱、両手を動かしながら、新型コロナウイルス禍で悪化した障害者の雇用環境に対する支援策などについて、菅義偉首相に見解を尋ねた。参院事務局によると、参院本会議で最初から最後まで手話を使った質問は初めて。

 本会議質疑はマスク着用で実施しており、口元が見えない事情を考慮したとみられる。与野党が手話の使用に合意した。今井氏は長男に聴覚障害があり、内閣府政務官として昨年、国会で就任あいさつをした際も手話を使った。