野村克也さんが監督を務めていた楽天で教えを受けたヤクルトの嶋基宏捕手は11日、沖縄県浦添市のキャンプ地で「監督が最後に教えた捕手が僕だと思う。間違いなく僕の野球人生で最も大きな方」と声を詰まらせた。

 嶋は2007年に大学生・社会人ドラフト3巡目で楽天に入団した。ベンチでは監督の近くに座り、厳しい叱責も受け「正直苦しいことも言われたが、出会っていなかったら今まだユニホームを着られていたか分からない」と感謝する。辞任する際に監督から「優勝チームに名捕手あり。チームに欠かせない存在になれ」と声を掛けられたことを一番の思い出に挙げた。