【ロンドン共同】新型コロナウイルスの感染が広がる中、感染者が嗅覚や味覚を失ったとの報告が世界各地で相次いでいる。感染との因果関係は証明されていないが、米英の専門家からは感染予防のためにもウイルス検査の対象に加えるべきだとの声が出ている。

 英国の耳鼻咽喉科学会は声明で、韓国や中国、イタリアで新型コロナウイルス感染者の多くが嗅覚障害を訴え、ドイツでは感染確認者の3分の2以上に症状が出ていると指摘。風邪など他の症状を伴わない例も多く、英国やイラン、米国でも報告が増えているという。

 米国の耳鼻咽喉科学会も「嗅覚や味覚障害の報告が急激に増えている」と認めている。