【マニラ共同】在フィリピン中国大使館は30日までに、新型コロナウイルスに立ち向かう両国の医療従事者をたたえる歌を作り、ソーシャルメディアで公開した。友好演出の狙いがあるとみられるが、「一つの海」という曲名が南シナ海を自国の領海のように振る舞う中国の姿勢と重なり、領有権を争うフィリピンでは「神経を逆なでされた」と不評を買っている。

 「あなたと私は一つの海にいる あなたの愛は私と共にある」。ラブソングのような歌詞は駐フィリピン中国大使が作詞。

 ネット上では「感染騒動のさなかにプロパガンダ映像を公開するとはなんてずぶとさだ」と非難が殺到した。