東北電力は30日、女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)の再稼働の前提となる安全対策工事の完了を2022年度に延期すると発表した。これまでは20年度としていたが、原子力規制委員会の審査の結果、新たな工事が必要になったことなどを理由に挙げている。延期は4回目。

 女川2号機は今年2月、新規制基準を満たすための原子力規制委の審査に合格。再稼働に向けた焦点は地元同意で、仙台市内で記者会見した樋口康二郎社長は「地域の理解を得られるよう、今後も努力する」と語った。

 宮城県の村井嘉浩知事は「進捗は立地自治体や県民にしっかりと説明してほしい」とのコメントを出した。