【ワシントン共同】トランプ米大統領は6日、トランプ政権による対イラン戦争行為を制限するため上下両院が賛成多数で可決した決議案に拒否権を行使した。上下両院で改めて採決し3分の2の議員の賛成が得られれば拒否権を覆すことができるが、両院とも必要数に達する可能性は低い。

 トランプ氏は声明で、軍事行動の開始には事前の議会承認が必要などと規定した決議案を「侮辱的だ」と非難。法案提出のきっかけとなった1月初めのイラン革命防衛隊精鋭部隊の司令官殺害を改めて正当化し「大統領が敵の動きを予測し、素早く果断に対応することは憲法でも認められている」と主張した。