【ベルリン共同】ドイツ有力誌シュピーゲルは8日、同国政府が新型コロナウイルスの起源を中国湖北省武漢市の研究所とするトランプ米大統領の主張を疑問視していると報じた。政府の内部文書は「大統領自身の(政策の)失敗から目をそらすように仕向け、米国民の怒りを中国に向けるためのものだ」と分析しているという。

 報道によると、ドイツの情報機関、連邦情報局(BND)は最近、機密情報の共有枠組み「ファイブ・アイズ」を構成する米英やオーストラリアなど5カ国の情報機関に研究所説の証拠を照会したが、正しいと証明する情報機関はなかった。