【ジュネーブ共同】世界保健機関(WHO)が天然痘根絶を宣言してから40年となった8日、テドロスWHO事務局長は「保健上の共通の脅威に各国が一致して立ち向かえば、何を成し遂げられるかを天然痘根絶は教えてくれた」と指摘し、新型コロナウイルスへの対応で各国が一致団結して協力することを訴えた。

 テドロス氏は「天然痘は少なくとも3000年にわたって人類を苦しめ、20世紀だけで3億人が死亡した」と述べ「根絶は史上最も重大な公衆衛生の勝利だ」と指摘。天然痘同様、患者を見つけ出し、感染経路を割り出すという地道な作業が新型コロナ対策でも重要だと強調した。