原子力規制委員会は11日、日本原燃の使用済み核燃料再処理工場(青森県六ケ所村)が新規制基準に適合しているとする「審査書案」を、13日の定例会合で議論すると発表した。5人の委員が了承すれば事実上の審査合格となる。

 原発の燃料を繰り返し使う国策「核燃料サイクル」の中核施設が、本格稼働に向けた節目を迎える。ただ、合格後も工事計画の審査が続くため、実際の稼働時期は見通せない。

 工場は、使用済み燃料を化学処理(再処理)して再利用できるプルトニウムやウランを抽出する施設。核燃料サイクルでは、これを混合酸化物(MOX)燃料にして再び原発で使う。