鹿児島地方気象台は1日、鹿児島県の桜島について「山体膨張を示すわずかな地殻変動が続き、南岳山頂火口や昭和火口から1キロを超えて飛散する大きな噴石、小規模な火砕流を伴う噴火の恐れがある」と発表した。噴火警戒レベルは3の「入山規制」を維持する。

 6月26日から桜島島内の傾斜計や伸縮計で地殻変動が観測されている。同30日から鈍化・停滞の傾向がみられるが、山体膨張は継続。膨張が一気に解消されるような噴火は、多量の噴煙を伴ったり爆発の規模が大きくなったりする可能性がある。

 南岳山頂火口や昭和火口からおおむね2キロ圏では大きな噴石、火砕流に警戒が必要としている。