【サンパウロ共同】世界最大の熱帯雨林があるブラジル北部アマゾン地域での森林火災が、昨年に続き増加の兆しを見せている。地球温暖化対策に消極的な右翼ボルソナロ政権は、環境問題への意識が高い外国の投資企業などの圧力を受けて対応に重い腰を上げたが、昨年以上の被害を懸念する声も出ている。

 2000年代に増えたアマゾン地域の森林火災は、環境保護団体の批判を受けた政府の対策などにより近年は減少傾向にあった。しかし19年3月ごろから再び増加の兆しが出て、同年発足したボルソナロ政権の対応の鈍さに批判が高まった。