【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)の外相に当たるボレル外交安全保障上級代表は11日、ベラルーシ情勢を巡ってEU27加盟国を代表して声明を発表し、現職ルカシェンコ大統領の6選が発表された大統領選を「自由でも公正でもない」と批判した。その上で、不正を批判するデモ隊への暴力や不当な逮捕、選挙結果捏造の責任者らに対する制裁を警告した。

 声明は「容認できない暴力で1人が死亡し多数が負傷し、数千人が拘束され、集会や報道、表現の自由への弾圧が強まっている」と指摘。ベラルーシ当局に対し、人権状況や法の支配に進展がなければ「EUベラルーシ関係は悪化の一途だ」と強調した。