厚生労働省の感染症部会は25日、新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査について、綿棒で鼻の入り口に近い鼻腔から検体の粘液を取る方法を認める案をおおむね了承した。鼻の奥から取る従来の方法よりも簡単に採取できる。

 今冬、インフルエンザとの同時流行が懸念される中、検体採取方法の選択肢を増やし、医療現場の負担を軽減する狙い。厚労省は月内にも、鼻腔を対象に加えた指針を出す方針。

 鼻の奥の鼻咽頭から取る方法では、せきやくしゃみが出やすく、採取する人が感染するリスクがある。鼻腔から採取する場合は、患者が自分で採取することも可能で、医療従事者のリスクは限られる。