新型コロナウイルスの感染拡大に伴う水際対策を巡り、厚生労働省が、海外から日本に入国する際に健康状態などを確認する質問票をスマートフォンやパソコンで事前に記入できるシステムの導入を検討していることが26日、関係者への取材で分かった。今月末から成田空港で部分的に実証実験を始め、年内の本格運用開始を目指す。

 従来は機内などで紙に記入し、到着後に検疫官がチェックする方法だったが、記載漏れの確認などで手続きに時間がかかっていた。政府は来月初めにも、観光客を除く中長期滞在者らの入国を緩和する方向で検討に入っており、入国者の増加に備え手続きの円滑化を図る。