武田薬品工業は21日、米バイオテクノロジー企業モデルナの新型コロナウイルスワクチンについて、日本国内での供給に向けた臨床試験(治験)を開始したと発表した。対象は20歳以上の健康な男女200人で、ワクチンを日本で接種した際の安全性と有効性を確認する。

 21日に最初の被験者に治験薬を投与した。今後、武田薬品は治験結果を受けて厚生労働省へ承認申請し、6月までに国内供給の開始を目指すとしている。

 武田薬品は昨年10月、モデルナと厚労省の3者間で、2021年前半から5千万回分(2500万人分)のワクチンを日本へ輸入する契約を結んだ。武田は国内での供給を担う。